ひかる あれこれ
子どものチカラ(2)
子どもの力といえば、ひかる本人の力にも驚かされます。(親バカでゴメンナサイ(^^ゞ)
生まれた次の日に「ダウン症の疑い」と言い渡された時には、もしかして、何もできないのでは・・・とも思っていたけれど、実際に育てて見ると、予想をはるかに上回って出来る事が増えていきます。
手遊びもその一つ。
 
ちょうど1才を過ぎた頃、手をまわすというか、体の前でちょうど、吉本新喜劇の「パチパチパンチ」のように動かし始めました。
私は、「パチパチパンチは教えたことないのになー」と不思議に思っていました。
それを見た実家の母は、「それ、”かいぐりかいぐり”じゃない?!」と言いました。母は、かなり早い時期から、「ちょちちょちあわわ」という昔ながら(?)の手遊びを教えていたのです。
するとひかるは嬉しそうな顔をしてどんどんやります。
そこで私は、「!? それなら、どんぐりころころかも!!」とひかるにどんぐりころころの歌を歌いました。すると、またまたうれしそうな顔をしてどんどん手を動かしました。
実はこの1ヶ月くらい前から、療育センターで教わってきた振りつき「どんぐりころころ」を、「こんなのまだできるワケないよねー」と私がひかるの手を持って振りをしながら歌っていたのです。
ひかるはそれをちゃんと覚えていたのですね。
 
その後は、どんどん振りを覚え、今ではレパートリーがだいぶ増えました。
最初からあきらめてはいけない、と頭ではわかっていても、本当にそうなんだなーと思い知らされた出来事の一つでした。
更新日時:
2002/05/07

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2002/10/20

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