管理人室
私、文才がないんです・・・
だからなんだか、ハズカシイ。
3    知っているとうこと
出産の次の日に「ダウン症」の疑いがあると告げられました。
とてもショックでしたが、私達は意外に早く前向きになる事ができました。
それは、私達夫婦の家族や親戚、友達がとても理解し、応援してくれたのはもちろんの事ですが、
知的障害を持つ人や、ダウン症の人に実際あった事があったからというのも大きいように思います。
 
以前から私達はボランティアをしていました。
その為、障害を持つ友達、障害に対して理解のある友達、相談する機関、福祉の専門職についている友達を沢山知っていました。
その事は私達をとても心強くしてくれました。
 
なかでも、ダウン症と聞いて一番に思い浮かんだのは、作業所にいた”先輩”たち。
ひとりは、細くてかわいい女の子。とてもか弱く見える彼女は、自分の可愛さを武器に男の子にいろいろやってもらうというツワモノ。
私はそんな人間くさい(というか女くさい)彼女がダイスキでした。
続いて思い浮かんだのは、とてもいいギャグのセンスを持った男の子。
私は彼のちょっとブラックなギャグがダイスキでした。
そんなわけで、”あ、ダイジョウブかも。楽しくやっていけそう!”と思えた私だったのです。
 
”わからないことの恐怖”を味あわずに済んだのは、とても幸運なことでした。
 
 
更新日時:
2002/05/07

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Last updated: 2002/10/30

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